2023年1月21日(土)に発売されたスタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」の特徴と使い方や、デッキリスト、デッキの中の強いカードをまとめました。他の色にはない「ライフのコントロール」や、原作を再現したような「ゼウス」「プロメテウス」「ビッグ・マム」の強力なコンボもあって使っていて楽しいデッキですので是非チェックしてみてください。
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」
商品名
ONE PIECEカードゲーム スタートデッキ ビッグ・マム海賊団【ST-07】
発売日
2023年1月21日(金)
定価
990円(税込)
セット内容
- 構築済みデッキ「ビッグ・マム海賊団」 1セット
リーダーカード 「シャーロット・リンリン」
デッキ 50枚 - ドン!カード10枚
- プレイシート1枚
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」の特徴・使い方
他の色にはない「トリガーを狙っていくデッキ」
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」で初登場した新しい色の「黄」の特徴は「ライフをいじって戦う」というところです。
通常、黄色以外のほかの色の場合は、対戦準備の段階で置いたライフのカードをダメージを受ける時以外に触ることは出来ないので、カードの表を見たり、ライフを並び変えたり、手札と入れ替えたりすることが出来ませんが、新しい色の「黄」はリーダーや、キャラクター、イベント、ステージなどの効果でライフに触って、カードの表を見たり、ライフを並び変えたり、手札と入れ替えたりと言ったことが可能になります。
ライフを触ることで、わかりやすく強いのは、「トリガーを発動させやすくする、狙ったトリガーをライフに仕込む」ことが出来るようになることです。トリガーとはライフをめくった時に「トリガー」を持つカードが出たら、そのカードのトリガー効果を発動できるというものです。効果次第で対戦を有利に進めることが出来るようになるので、それを狙いに行ける「黄色」は使っていて楽しいデッキです。今後登場する「黄色のトリガー」次第でかなり強くなりそうな楽しみなデッキです。
「ビッグ・マム」こと「シャーロット・リンリン」がメインのデッキなので、「ゼウス」「プロメテウス」「ビッグ・マム」のコンボがあります。このカードのコンボが強いので、積極的に狙って行きたい。「ゼウス」「プロメテウス」「ビッグ・マム」のコンボがちゃんと原作再現されている感じがあって楽しかったです。ただ、リーダーの「シャーロット・リンリン」の効果はなかなかタイミングが難しく上手くトリガーを仕込むことが出来なかったので、黄色を使うのであれば別のリーダーを検討したいかなって感じでした。それと何も考えずにやっていると上手く仕込めないままライフなくなるので、慣れるまでちょっと難しいデッキという印象です。
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」デッキリスト
・キャラクターカード
コスト 1 4枚
コスト 2 8枚
コスト 3 16枚
コスト 4 8枚
コスト 5 4枚
コスト 7 2枚
キャラクター合計 42枚
・イベントカード
コスト 1 2枚
コスト 5 4枚
イベントカード合計 6枚
・ステージカード
コスト2 2枚
ステージカード合計 2枚
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」の中で強いカード
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」で遊んでみて、使いやすかったカードを幾つかピックアップしました。
カードの種類や見方については『対戦を始める前に知っておきたいワンピカードゲームの基本ルール』でまとめていますので是非ご覧ください。
シャーロット・ダイフク
◆シャーロット・ダイフクの効果
【ドン!!×1】【アタック時】自分のライフの上か下から1枚を手札に加えることができる:自分のデッキの上から1枚までを、ライフの上に加える。
ライフからですが、アタック時に手札を増やすことが出来るカードです。「シャーロット・プリン」などの効果『自分か相手のライフの上から1枚までを見て、ライフの上か下に置く。』でライフを見たあとなどで使うと戦略の幅が広がるので面白いです。
シャーロット・プリン
◆シャーロット・プリン
【登場時】自分か相手のライフの上から1枚までを見て、ライフの上か下に置く。
スタートデッキ「ビッグ・マム海賊団」は「トリガー」のカードが多く入っているデッキなので、少しでもトリガーを発動する確率を上げたい時や、逆に少しでも相手のトリガーを発動の確立を下げたい時に役に立つカードです。シャーロット・ダイフクが登場していれば気持ち程度ですが、自分の欲しいカードを手札に加える可能性をいじれます。
シャーロット・カタクリ
◆シャーロット・カタクリの効果
【登場時】自分か相手のライフの上から1枚までを見て、ライフの上か下に置く。その後、自分のライフの枚数が相手より少ない場合、このキャラは、このターン中、【速攻】を得る。
(このカードは登場したターンにアタックできる)
『自分のライフの枚数が相手より少ない場合』という条件を満たしていれば「速攻」を得ることが出来る強いカードです。出来れば、速攻の状態で出したいのですが、狙って出そうとすると中々タイミングが難しいカードだなって印象でした。
シャーロット・リンリン
◆シャーロット・リンリン
【登場時】相手は以下から1つを選ぶ。
・相手のライフの上から1枚をトラッシュに置く。
・自分のデッキの上から1枚をライフの上に加える。
このスタートデッキのメインアタッカーです。コスト7で8000でアタック出来るのも強いのですが、「相手のライフをトラッシュするか、自分のライフを回復するか」を対戦相手に選択させることが出来るので、かなり面白い効果を持った強力なアタッカーです。
ゼウス
◆ゼウスの効果
【起動メイン】このキャラをレストにできる:自分の「シャーロット・リンリン」1枚までは、このターン中、【バニッシュ】を得る。
(このカードがダメージを与えた場合、トリガーは発動せずそのカードはトラッシュに置かれる)
トリガー
【トリガー】このカードを登場させる。
「シャーロット・リンリン」のカードに「バニッシュ」という効果を付与することが出来るカードです。「バニッシュ」は、バニッシュ効果を持つキャラで相手のライフを削ると、通常「トリガーがあれば発動orトリガーなければ手札に加える」の処理がなくなってそのままトラッシュに行くという効果です。相手はトリガー発動しないし、手札増えないしでいい事ないので使われると嫌な効果です。
バニッシュを付与できるだけでも強いのにさらに「【トリガー】このカードを登場させる。」を持っているので、同じスタートデッキに入っているステージカード「クイーン・ママ・シャンテ号」と組み合わせると効果使ってレストした後にそのままライフに持っていけるので「ゼウス」が倒されにくくして、ライフが削られたら再度「トリガー」で登場させることが出来ます。
プロメテウス
◆プロメテウスの効果
【起動メイン】このキャラをレストにできる:自分の「シャーロット・リンリン」1枚までは、このターン中、【ダブルアタック】を得る。(このカードが与えるダメージは2になる)
トリガー
【トリガー】このカードを登場させる。
「ゼウス」はバニッシュでしたが、プロメテウスは相手のライフを2枚削れる「ダブルアタック」を「シャーロット・リンリン」に付与することが出来ます。「ゼウスのバニッシュ」と「プロメテウスのダブルアタック」を2つとも1枚の「シャーロット・リンリン」の持たせることも出来るので、かなり凶悪なビッグマムを作ることが出来るコンボです。
「プロメテウス」も「ゼウス」と同様で「クイーン・ママ・シャンテ号」と組み合わせると効果使ってレストした後にそのままライフに持っていくコンボも使えます。
クイーン・ママ・シャンテ号
◆クイーン・ママ・シャンテ号
【起動メイン】このステージをレストにし、自分のライフの上か下から1枚を手札に加えることができる:自分のコスト3のキャラ1枚までを、持ち主のライフの上に表向きで加える。
「ゼウス」「プロメテウス」と組み合わせて使いたいカード。出来れば早い段階で場に出したい。
シャーロット・ブリュレ
◆シャーロット・ブリュレの効果
【ブロッカー】(相手のアタックの後、このカードをレストにし、アタックの対象をこのカードにできる)
トリガー
【トリガー】このカードを登場させる。
トリガー持ってる「ブロッカー」で使いやすいカード。このデッキ唯一のブロッカーなのに、デッキに2枚しか入っていないので出来れば枚数を増やしたい。
魂への言葉
◆魂への言葉の効果
【メイン】相手は以下から1つを選ぶ。
・相手のライフの上から1枚をトラッシュに置く。
・自分のデッキの上から1枚をライフの上に加える。
コスト7のシャーロット・リンリンと同じ効果のイベントカード。リーダーカードのシャーロット・リンリンの効果(【ドン‼×2】【アタック時】自分のライフの上か下から1枚を手札に加えることができる:自分のライフが2枚以下の場合、自分の手札1枚までを、ライフの上に加える。)で上手く狙ってトリガーに仕込むことが出来ると強力で面白い。ただ狙ってこのカードをトリガーに仕込むのは中々難しかったです。
リーダーカード シャーロット・リンリン
◆リーダーカード シャーロット・リンリンの効果
【ドン‼×2】【アタック時】自分のライフの上か下から1枚を手札に加えることができる:自分のライフが2枚以下の場合、自分の手札1枚までを、ライフの上に加える。
通常はライフに置くカードを選ぶことは出来ないので、「トリガー」を持つカードがライフに行くかどうかは運次第なのですが、「リーダーカードのシャーロット・リンリン」は「ライフが2枚以下の場合、自分の手札1枚までを、ライフの上に加える。」という効果をもっているので、タイミング次第で自分でトリガーを決めることが出来るのは強力な効果です。