ポケモンカードの「特性(とくせい)」とは、技とは別の特別な効果のことです。ポケモンによってその効果が違い、うまく使うことで対戦を有利に進めることができます。この記事では「特性とは」から「特性の見方や使い方」「タイプ別一覧」などをまとめています。
ポケモンカードの特性(とくせい)とは
ポケモンカードの「特性(とくせい)」とは、ポケモンが持っている、技とは別の特別な効果のことです。
特性の効果には「自分のわざのダメージを上げたり」「相手からのダメージを減らしたり」「山札を引く」「エネルギーをつける」など、その種類は沢山あります。
「特性(とくせい)」の見方(効果の確認方法)
特性はカードの「特性」の部分に書かれているテキストの効果を使うことが出来ます。
「特性(とくせい)」はいつ使えるの?
「特性」を使うことが出来るのは「自分の番の中で技を使う前」であればいつでも使うことが出来ます。
ポケモンのワザとは違うので、一部を除き、基本的には特性を使っても自分の番は終わりません。
特性を使える回数は「自分の番に何回でも使える。」のようなテキストがない限り、そのポケモンの特性を1回使うことができます。
ポケモンカードのルール上、先行で「ワザを使うことが出来ません」が、「特性」の場合は先行でも使うことが出来ます。
「特性」はわざとは違うので、基本的には使っても自分の番が終わることはありせんが、ポケモンの中には使うと自分の番が終わる「特性」を持つポケモンもいます。
使うとその時点で自分の番が終わる特性を持つ主なポケモンは
・ザシアンV(特性 ふとうのつるぎ)
・ザマゼンタV(特性 おうじゃのかまえ)
・カビゴン(特性 くいだめ)
・リーフィアV(特性 りょくかさいぼう)
・ニンフィアV(特性 ドリームギフト)
などです。
「特性(とくせい)」の使い方について
「特性」には、効果を使うために、「自分で特性の使用を宣言するもの」「いるだけで効果を発揮するもの」などがあります。
また、自分で使用を宣言する「特性」には、そのポケモンが「バトル場にいなければ使えないもの」「ベンチでないと使えないもの」「手札から出した時につかえるもの」などがあります。
さらに、「自分の番に1回使えるもの」や「自分の番に何回でも使えるもの」など、使用できる回数に違いがあります。
自分で特性の使用を宣言するもの
自分で特性の使用を宣言するものには、
・自分の番に1回使える。
・自分の番に1回使える。〇〇〇〇。この番、すでに別の「〇〇〇」を使っていたなら、この特性は使えない。
・このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。
・このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使える。
・自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。
・自分の番に何回でも使える。 〇〇〇
などがあります。 このように書かれている場合は特性を使う時に、使用を宣言する必要があります。
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。
自分で使用を宣言する特性で『このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。』のように書かれている場合は、特性を使いたいポケモンがバトル場にいないと使えません。
このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使える。
自分で使用を宣言する特性で『このポケモンがベンチにいるなら、自分の番に1回使える。』のように書かれている場合、この特性を使いたいポケモンがベンチにいないと使うことができません。
自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。
自分で使用を宣言する特性で『自分の番に、このカードを手札からベンチに出したとき、1回使える。』のような特性の場合は、手札からカードをベンチに出したとき、特性を使うか、使わないかの宣言をする必要があります。
自分の番に1回使える。
自分で使用を宣言する特性で『自分の番に1回使える。』というテキストの場合、この特性を使ってた後に、まだ特性を使ってない同じ特性を持つポケモンがいれば、その特性を使うことが出来ます。
自分の番に1回使える。…使っていたなら、この特性は使えない。
自分で使用を宣言する特性で『自分の番に1回使える。〇〇〇〇。この番、すでに別の「〇〇〇」を使っていたなら、この特性は使えない。』というテキストを持つポケモンの特性は、同じ特性を自分の番に何度も使うことができません。
自分の番に何回でも使える。〇〇〇 。
自分で使用を宣言する特性で『自分の番に何回でも使える。〇〇〇。』このテキストの場合は、自分の番に1度使った特性を同じポケモン1匹で、何回でもその特性を使うことが出来ます。
いるだけで特性の効果を発揮するもの
特性の効果を発揮するポケモンの中には、ベンチやバトル場にいるだけで効果を発揮する特性もあります。また、いるだけで効果を発揮する特性には「効果が重複(重なる)するもの」と「何匹いても重複(重ならない)もの」があります。
何匹いても重複しない(重ならない)もの
『このポケモンがいるかぎり、〇〇〇 この特性を持つポケモンが何匹いても、重ならない。』 のようなテキストがある場合は、その効果を持つポケモンが自分の場に何匹いても同じ効果が重複しません(効果が重なることはありません)。
効果が重複する(重なる)もの
『このポケモンがいるかぎり、〇〇〇』といテキストの場合は、自分の場のこの特性を持つポケモンの数だけ、効果が重複します(効果が重なります)。
この様にカードによって、その効果を使える条件に違いがあります。このほかにも「進化した時に効果を使える」特性を持つポケモンなど様々な特性があります。このほかの特性については、下記でタイプ別にまとめていますので、そちらも是非あわせてご覧ください。