ポケモンカードゲームで遊ぶためにしっておきたいことの「準備するもの」「レギュレーション」「カードの種類」の次は、ポケモンカードゲームの「勝敗条件」についてです。
ですが、
ポケモンカードの勝敗条件の前に「勝敗条件に関係する」ポケモンカードゲームの「場」についても知っておきましょう。
先に勝敗条件だけを知りたいって方は飛ばしてしまって大丈夫です。
対戦に使う「場」について
「カードを置く場所」と「名前」
ポケモンカードでは対戦で使うデッキを置いて「山札」にする場所、使用後のグッズ、サポートやきぜつしたポケモンを置く場所の「トラッシュ」。勝敗に大きく関わる「サイド」を置く場所、戦わせるポケモンを置く「バトル場」、対戦の準備をするポケモンを置く場所の「ベンチ」など「カードを置く場所に名前」が決められています。
自分と相手の「場」について
自分の「サイド」「バトル場」「ベンチ」など、自分のカードを置く場所全体を「自分の場」と呼びます。カードのテキストに「自分の場の○○」などの表記がある場合は、自分側のカードが置いてある場所を指します。
また相手側の「サイド」「バトル場」「ベンチ」などを自分側から見たときに相手のカードが置いてある場所を「相手の場」と呼びます。こちらもカードのテキストに「相手の場の〇〇」と表記されていたら対戦相手の「場」のことをさします。
「自分の場」「相手の場」など、自分や相手などの表記がなく「場」とだけ表記されている場合は「自分の場と相手の場の両方」をさします。
初心者のうちは「あれ?サイドって右に置くんだっけ?左に置くんだっけ?」と、どこに何のカードを置いたらいいかわからなくなる事もあると思うのでそうゆう場合は構築済みデッキなどに付属されている「プレイマット」を引いて遊びましょう。
「プレイマット」にはわかりやすいように、「バトル場」「サイド」「ベンチ」などを置く場所に枠が書かれているものがあります。
ちなみにプレイマットってどこで手に入るの?
「紙製」のプレイマットなら公式の「構築済みデッキ」を買えば付いてくるよ。
さらに、構築済デッキなどについてくる紙製のプレイマットには、ルールを忘れてしまったときに確認出来るように簡易ルールが書いてあるので便利です。
ポケモンカードの対戦に慣れて来たら「ラバープレイマット」もおすすめです。
公式から発売されている「ラバープレイマット」には「サイド」や「バトル場」の目印となる枠線もちゃんと書いてあります。
デザインも豊富で、可愛いポケモンのイラストや、かっこいいポケモンのイラストもあるので、きっとお気に入りのものが見つかると思います。ラバー素材なので丈夫で、ひとつ持っていれば長く使えるのもメリットです。
少し横道にそれてしまいましたが、ポケモンカードの「場」を知ったところで次は、ポケモンカードゲームの「勝敗条件」についてです。
勝敗条件について
下記のいずれかの条件が満たされたときに勝敗が決まる
「ポケモンカードゲーム」では、下記のいずれかの条件が満たされたときに勝敗が決まります。
- 相手より先に「6枚のサイド」を全て取ったプレイヤーの勝利
- 自分の「場」にポケモンが1匹もいなくなった時、そのプレイヤーは敗北
※自分のポケモンが1匹もいなくなった時に「サイド」が残っている場合でも、ポケモンが1匹もいなくなったプレイヤーは「負け」になります。 - 相手の番や自分の番に「山札」がなくなってしまい、自分の番のはじめに行う「ドロー(山札を引くこと)」が出来なかったときは、「山札」がなくなって「ドロー」が出来なかったプレイヤーの敗北になります。
「勝敗条件の3」の注意点
少しわかりづらいかもしれませんが「勝敗条件の3」では、「山札」がなくなったその瞬間に「負け」が決まるわけではありません。あくまで自分の番のはじめに「ドロー」する山札がなかったときに負けが決まります。
例えば
・自分の番に「山札」がなくなった場合
自分 山札なくなった!その後自分の番を終了 相手の番へ
↓
相手 相手の番が終了 自分の番へ
↓
自分 山札がない!「ドロー」出来ない……敗北
というように、自分の番に「山札」がなくなった瞬間では負けにはならず、自分の番を最後まで行います。そして次の、自分の番が回って時に「山札」がなければ「負け」となります。
・相手の番の時に、自分の「山札」がなくなった場合
相手のポケモンのワザなどで「山札を減らされる」 相手の番が終了
↓
自分 山札がない!「ドロー」出来ない…敗北
と、自分の番では「山札」があった状態で相手の番になり、相手の番でポケモンのワザやその他のカードの効果で自分のデッキの枚数が減り「デッキが0」になった状態で、自分の番が回って来てしまった場合。番のはじめに行う「ドロー」が出来ないので「負け」となります。
以上がポケモンカードの「勝敗条件」です。
基本的にプレイヤーは「勝敗条件の1」を目指してバトルしていきます。「勝敗条件2」は対戦中にそうならないように「ベンチ」にポケモンを置いて対処出来ますが、バトル開始してすぐに「たねポケモンが手札に来ない!」といったことも運悪くおこったりします。
「勝敗条件3」については、だいたいの対戦はデッキがなくなる前に勝敗条件1が満たされて決着がつくので「こういう勝敗条件もある。」くらいに覚えておけば初心者のうちは問題ないです。
「LO(ライブラリアウト)デッキ」というものもある
ちなみに「LO(ライブラリアウト)デッキ」という意図的に「勝敗条件3」を目指してくるデッキもあります。実際に相手に使われると「こんなのポケモンカードゲームじゃない!」とイラッとするデッキですが、これも立派な戦い方なのでそういう戦い方もあるよってくらいに覚えておきましょう。ポケモンカードに慣れてきたら自分で「LO」使ってみると面白いですよ。
ポケモンカードをはじめる前にしっておきたいこと「レギュレーション」「準備するもの」は、ポケモンカードをはじめようと思う初心者の方が「カードを買う前に」読んでいただきたいです。
私自身、何も知らなくて使えないカード買ってしまった経験があります。
「レギュレーション」「準備するもの」「カードの種類」「勝敗条件」までを、さっと知ることが出来たら、あとは実際に対戦をして、ポケモンカードを楽しみましょう。