2022年5月13日(金)に発売される強化拡張パック「ダークファンタズマ」に収録される「ゲンガー」の特性が「カイリキーVMAX」のリベンジバスターとかなり相性がいいです。ゲンガーの登場でカイリキーVMAX自体はかなり使いやすくなると思います。この記事では「カイリキーVMAX」のいいところと悪いところをまとめていますのでぜひご覧ください。
タイムゲイザー収録の「カイリキーVMAX」
s10D 033 / 067 カイリキーVMAX
s10D 033 / 067「カイリキーVMAX」は、2022年4月8日(金)に発売されたポケモンカード拡張パック「タイムゲイザー」に収録された新規の「ポケモンVMAX」です。
通常のレアリティはRRR(トリプルレア)で、同じ「タイムゲイザー」に収録されている「カイリキーV」からの進化になります。
「カイリキーV」の通常のレアリティはRR(ダブルレア)となっていますが、SRのスペシャルアート仕様のカードも収録されています。
拡張パック「タイムゲイザー」については「タイムゲイザー収録の手に入れたいおすすめカード|ポケモンカード」をご覧ください。
カイリキーVMAXの強いところ
お手軽に大ダメージ「リベンジバスター」
カイリキーVMAXの強いところは、少ないエネルギーで大ダメージを出せるわざ「リベンジバスター」です。
闘無 リベンジバスター80+
自分のベンチポケモンにダメカンがのっているなら、140ダメージ追加。
わざを使ったあと「次の番ワザがつかえない」や「エネルギーをトラッシュする」などのよくあるデメリットはないので、「自分のベンチポケモンにダメカンがのっているなら」の条件を満たしていれば220ダメージを連発できます。
「こだわりベルト」を持たせれば2ターンから250ダメージを出せます。そのタイミングで「ザクロ」を使えればさらに+30ダメージ追加で「合計280ダメージ」を2ターン目から出せるようになります。
闘と無色の2つのエネルギーで使えるので、きぜつさせられてもすぐに立て直すことが出来るので使いやすいポケモンです。
ポケモンVMAXは下の技で倒せる
HPが300以上のポケモンVMAXはもう一つの技「キョダイシンゲキ」で倒すことが出来ます。
「キョダイシンゲキ」はエネルギー3つで240ダメージをだせます。
「こだわりベルト」で+30
「かがやくルチャブル」で+30
「ザクロ」で+30
合計90ダメージ追加で、240+90=330ダメージまで出すことができます。
闘闘無 キョダイシンゲキ 240
次の自分の番、このポケモンは「キョダイシンゲキ」が使えない。
ポケモンVMAXの中でも高耐久
「カイリキーVMAX」のHPは、330とポケモンVMAXの中ではトップクラスなので、耐久性もあって弱点を突かれなければほとんど一撃できぜつさせられることも少ないです。
「ストーン闘エネルギー」をデッキに採用すればさらに耐久性が上がります。
ポケモンVMAXのHP高い順に『ポケモンVMAXの最大HPランキング|ポケモンカード』でまとめています。
カイリキーVMAXの弱いところ
カイリキーVMAXの弱いところは、超弱点なので環境上位にいる「ミュウVMAXデッキに弱い」というところと「ベンチのポケモンにダメカンを乗せるのが手間」という点です。
ミュウVMAXデッキに弱い
ミュウVMAXへの対策としては今のところ「カイリキーが倒されないようにして別のポケモンでミュウやメロエッタを倒していく」するくらいしか思いつきません。その場合は、出来ればカイリキーは進化させないか、場に出さない戦い方をして行きたいです。
対策カードとしては、下記のカードのどれかになるとは思いますが、正直どれも対策としてはパッとしないのでやっぱりミュウデッキ相手だと厳しいなと言う印象です。
頂への雪道
ミュウVMAXのデッキには「ゲノセクトV」が採用されているので、雪道で特性を止める。
カイリキーVMAX自体は特性を持ってないので、相手のゲノセクトVの特性を止めて相手に展開させないようにする。
シンオウの神殿
ミュウVMAXデッキに採用される「フュージョンエネルギー」の効果をなくせるので「カミツレのきらめき」でエネ加速しても「メロエッタ」は基本エネルギーをつけないと技が使えなくなる。
ただ、効果がなくなっても「無色エネルギーとして扱うフュージョンエネルギーのカード」になるだけなので「ミュウVMAX」は無色エネルギーで技が使えるポケモンなので効果がないのが欠点。
グラエナ
相手の場に「ミュウVMAX」が出れば、エネルギーなしで「ミュウVMAX」の弱点をついて一撃で倒せる。
ただ1進化ポケモンなので、たねポケモンの「ポチエナ」を出した時点で相手は「ミュウV」を進化させない動きをとってくるので行動を制限出来るが、グラエナは技が使えない状態になりメロエッタに倒される。
ガラルファイヤーV
悪エネルギーを採用して、オーラバーンを使えれば「ミュウVMAX」を倒せる。
カイリキーとはエネルギーがかみ合わないので事故る原因になり得るますし、デッキ構築が難しくなります。
ベンチのポケモンにダメカンを乗せるのが手間
少ないエネルギーで大ダメージを出せるわざ「リベンジバスター」を使うためには、自分のベンチポケモンにダメカンを載せないといけません。
自分のベンチポケモンにダメカンを乗せる方法としては、下記のカードがあげられます。
大口の沼
ルカリオ(たけるとうき)
ヘルガー(いちげきのほうこう)+ いちげきエネルギー
この中で一番無難なのは「大口の沼」になると思います。
ただ「大口の沼」を出すとダメカンを乗せたくないポケモンにも乗ってしまうので、相手が自分のポケモンを倒しやすくなってしまうので出来れば最小限に抑えたいとは思います。
他のカードについては、サブアタッカーを何にするかで採用出来るか出来ないかが変わるので必ず入れたいかというとそうでもないです。
ダークファンタズマ収録の「ゲンガー」で強化
「大口の沼」はスタジアムなので、カイリキーデッキだと確定でサーチすることが出来ないので現時点では、自分のベンチポケモンにダメカンを乗せるための選択肢が少ないので、安定しなくて「リベンジバスター」を使いたいタイミングでうまく使えない場面も出てきてしまいますが、2022年5月13日(金)に発売の強化拡張パック「ダークファンタズマ」に収録される新規カード「ゲンガー」の特性「ならくのうらもん」で解決できるかもしれません。
特性「ならくのうらもん」は『このカードがトラッシュにあるなら、自分の番に1回使える。このカードをベンチに出す。その後、このポケモンにダメカンを3個のせる。』という特性です。
トラッシュのゲンガーがいきなり出てきて「リベンジバスター」の打点が上がるという、大口の沼よりお手軽に使えるカードになっていると思います。
手札に「ゲンガー」があれば、早い段階でハイパーボールやクイックボール、博士の研究や闘タイプ専用のザクロのコストとしてゲンガーをトラッシュにおけば「リベンジバスター」を使いたいタイミングで、ダメージ追加の条件を満たすこと出来るようになるので「カイリキーVMAX」が強化されます。
ゲンガーの登場でカイリキーVMAXが強化されて使いやすくなるとは思いますが、超タイプのポケモンへの対策ではないので課題としては超タイプのポケモンと戦える「サブアタッカー」を決める必要がありそうです。