ポケモンカードの対戦中に「にげる」をうまく使えば、対戦を有利に進めることができる場合があります。こちらの記事では初心者の方向けに覚えておくとちょっと得する「にげる」の細かいルールや「使い方」、にげるの関連カードをまとめました。ぜひチェックしてみてください。
「にげる」とは
ポケモンカードゲームの「にげる」とは、自分のバトル場のポケモンをベンチのポケモンと交代させることです。
「自分の場」や「ベンチ」がわからない方はこちら。
どんな時に「にげる」を使うのか
「自分のポケモンが傷ついて、あと1撃で倒されてしまう時」や「ベンチポケモンにエネルギーを加速するトレーナーズの効果を使って今バトル場にいるポケモンにエネルギーをつけたい時」「特殊状態を治したい時」などのタイミングで「にげる」を使います。
「にげる」の使い方
「にげる」を使いたい時にはカードの右下に書かれている「エネルギー」のマークの数だけ「逃げたいバトルポケモンについているエネルギーをトラッシュ」し、バトル場のポケモンとベンチのポケモンを入れ替えます。
「にげる」ために必要なエネルギーの数の見方
「にげる」ために必要なエネルギーの数はカードの右下で確認できます。
例えば下の画像のように、
・「フーディンV」がにげるためには、エネルギーを1個トラッシュする。
・「ムゲンダイナVMAX」がにげるためには、エネルギーを3個トラッシュする。
・「ガラルバリコオルV」がにげるためには、エネルギーを2個トラッシュする。
など「にげる」ために必要なエネルギーの数は、ポケモンによって違います。
※「にげる」の部分に書かれているエネルギーのマークは「無色エネルギーのマーク」ですが、実際に、にげるを使う時にトラッシュするのは、数が合っていれば、どのタイプのエネルギートラッシュしても「にげる」が使えます。
にげるエネルギーに関係するカード
基本的に「にげる」を使う時は、そのコストとしてエネルギーをトラッシュする必要がありますが、そもそもにげるエネルギーがない「にげ0」のポケモンや、ポケモンの持つ特性やトレーナーズの効果で「にげるエネルギーを減らしたり、多くしたり、なくしたり」するカードがあります。
にげるエネルギーを減らすカード
ふうせん
ふうせんの効果
このカードをつけているポケモンは、にげるためのエネルギーが2個ぶん少なくなる。
キュウコン
キュウコンの特性 きゅうびのうらみち
このポケモンがいるかぎり、炎エネルギーがついている自分のポケモン全員のにげるためのエネルギーは、2個ぶん少なくなる。
みずの塔
みずの塔の効果
おたがいの「れんげき」のポケモン全員のにげるためのエネルギーは、それぞれ2個ぶん少なくなる。
にげるエネルギーを多くするカード
ベトベトン
特性 ヘドロード
このポケモンがいるかぎり、相手のどくのポケモンのにげるためのエネルギーは、1個ぶん多くなる。
オトスパス
特性 しめわざのたつじん
このポケモンがバトル場にいるかぎり、相手のバトルポケモンのにげるためのエネルギーは、2個ぶん多くなる。
クチート
超 ガブガブホールド 30
次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、ワザを使うためのエネルギーとにげるためのエネルギーが、それぞれ無色エネルギー1個ぶん多くなる。
ガマゲロゲ
闘 グラグラウェーブ 60
次の相手の番、このワザを受けたポケモンは、ワザを使うためのエネルギーとにげるためのエネルギーが、それぞれ無色エネルギー1個ぶん多くなる。
ガラル鉱山
ガラル鉱山の効果
おたがいのバトルポケモンのにげるためのエネルギーは、それぞれ2個ぶん多くなる。
にげるエネルギーがなくなるカード
ハイド悪エネルギー
ハイド悪エネルギーの効果
このカードは、ポケモンについているかぎり、悪エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけている悪ポケモンのにげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
メタグロス
特性 ふゆうじば
このポケモンがいるかぎり、自分のポケモン全員のにげるためのエネルギーは、すべてなくなる。
・対戦中に、にげるエネルギーが「多くなるカード」と「なくなるカード」が同時に出ていて、その効果が重なった場合、効果的には「なくなる」の方が強いので「ガラル鉱山」が出ている時に「ハイド悪エネルギー」をつけているポケモンがいれば「ハイド悪エネルギー」が付いているポケモンの「にげる」エネルギーがなくなります。
にげるエネルギーが0のポケモン
通常「にげる」を使うためには、逃げるのに必要なエネルギーをトラッシュしなければいけませんが、そもそも「にげるエネルギーがない」ポケモンも存在します。
この「にげるエネルギーがないポケモン」は何種類か存在し、デッキに「にげるエネルギーがないポケモン」を採用することで戦術の幅も広がり戦いやすくなります。
タイプ別一覧「にげるエネルギーが0」のポケモン|ポケモンカードの記事で「にげるエネルギーがないポケモン」をまとめていますのでこちらもぜひ合わせてご覧ください。